「凡(およ)そ兵戦の場は
屍(しかばね)を止むるの地
死を必すれば即ち生き
生を幸いとすれば即ち死す」
毛利勢に攻められ、孤立している上月城に、援軍を出せないと分かった
官兵衛が決死の覚悟で、その旨を上月城に伝えに行く際に、詠んだ句です。
意訳すると、
戦場とはそもそもが死体を晒すものなので、そこに赴く者は死を覚悟しなさい。
そうすれば生き残る道もあるだろう。
逆に死を怖れて、生きようと思えば、その為に死んでしまう。
現代、日本人が戦場に行くことはほとんどとなく、生死の話ではなかなか
実感し難いですが、もう少しブレークダウンして考えると、
意外にもこの言葉は身近に存在します。
例えば、
・嫌々買い物に行ったら、買い忘れた。
・めんどくさいと思いながら仕事をやっていたら、重大なミスを犯した。
などです。
嫌々な気分やめんどくさがって物事をやってといると、負の力が必ず働きます。
注意力が散漫になったり、手を抜こうとして痛い目に合ってしまいます。
そして、その失敗のリカバーの為に、当初以上の労力を割くことになる…(笑)
私にはこのような経験は山ほどあります。
皆さんの記憶にもこの様な経験はあるのではないでしょうか。
冒頭の孫子の言葉は、「覚悟を決めることの大切さ」も伝えています。
そもそも戦場に行くことは死ぬことであり、ならば覚悟を決めて戦いなさい。
そうすれば、その覚悟のおかげで生き残ることができる。
京セラや第二電電(現KDDI)の創業者であり、JALを再生させた稲盛和夫氏も
「自分が置かれたその状況に、全身全霊で取り掛かれば、また道が拓ける。
その覚悟が道を切り拓いてくれる。」
言っています。
禅の修行僧、雲水の修行は、ただ黙々と仕事をこなすというものがあります。
掃除や炊事が有名です。
これも同じだと言われています。
これも同じだと言われています。
ただ一心に仕事をする。
そうすれば、何かが得られる。
そうすれば、何かが得られる。
今の時代は、仕事をしなくても生きていける時代となりました。
昔は就職したら、ひたすら会社に尽くすことで、生き方など考えなくても良かった。
会社が終身保証してくれたから。
だけど、現代、保証はないし、保証されてもそれでは満足しない人が増えている。
生き方の多様化です。
私もその一人ですが、自分が何に満足するか、自己中心ではないく、
社会との接点を持った上で、そういう生き方を望む人が増えてきました。
何を人生も命題にしてもいい。
但し、一度生き方を決めたら、それに突き進む。だからこそ成功する。
他の可能性を残して行うと、失敗する。

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