2013年11月16日土曜日

日本城郭検定〜三大湖城


今回は、湖城。

「湖城」とはあまり聞いたことがなかったが、要は、湖など
に浮かび上がる城という理解で良いだろう。

日本三大湖城は、
1.松江城(島根県)
2.膳所城(滋賀県)
3.高島城(長野県)
である。

1.松江城
宍道湖から引かれている堀川に浮かぶ、平山城。
石垣構築には、人柱伝説が残る、興味深いお城。














2.膳所城
琵琶湖の南西(ほぼ南)に位置し、大津城、瀬田城、坂本城
に並ぶ、琵琶湖の浮城の1つ。
4重4階という天守があったとされ、湖面に映る城の姿は、
瀬田の唐橋からねぎぼし、水に浮かぶは膳所の城」と詠われる
ほどであった。
関ヶ原の合戦時代、京極氏が治める大津城が既に存在していたが、
合戦が終わると、大津城は廃城、幕府の第一号普請事業として
膳所城が建造される。
設計は、城造りの名人、藤堂高虎。3万石の譜代大名として戸田氏
が入場し、以後、この要地を統治する城となる。









3.高島城
別名「諏訪の浮城」と呼ばれ、諏訪湖に突出した城であった。
しかし、江戸初期に諏訪湖の埋め立て事業が始まり、湖面に
映る姿は見られなくなる。
日根野氏により3重天守が造築され、近世城郭の姿をみせたが、
軟弱な地盤の為、木材を筏状に組み、その上に石垣が作られる
という当時としては最先端の技術を用いて建造された。













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