2013年6月11日火曜日

相次ぐ地震で和歌山城の石垣崩れる

先日、このようなニュースサイトを見た。


相次ぐ地震で和歌山城の石垣崩れる


大変残念なことである。
今すぐに再建を進めるとともに、今一度、日本の歴史観光という
モノを振り返りたい。

言うまでもないことだが、世界で観光業は、シェアNo.1である。
日本だと、旅行消費額は、25兆円にも達する。

これほど、観光というのは、一大事業なのである。

それに対し、日本は何をしてきたか?

第一次安倍政権では、観光立国を目指したはずだが、あまり
具体策は聞こえてこない。
世界的に観光業を見ると、ディスティネーションとして、
長期滞在型の観光を進めている国が多くある。

もともと日本は、資源国ではない。自国資産を売ろうとしたら
何も無い。それこそ、スケールの小さい自然と、歴史、温泉
くらいだろう。

そうであれば、独特の歴史と温泉を組みあせて、日本の細やかな
気遣いで勝負するしかない。
グローバル企業が本社機能を日本に持ってきたがっているという
話をご存知だろうか?法人税問題で二の足を踏んでいるが、
その理由は「食事」である。日本は食が旨い。サービスがきめ細かい。

そういう意味で、今回の和歌山城は早急に復旧するべきである。

ただ、計画性を持たなければならない
多額の税金を、復旧して終わりという一過性のイベントで終わら
せてはいけない。

和歌山城は何をアピールするのか。
和歌山のグルメとどう結びつけるのか。
大阪・京都とタッグを組まねばなるまい。
交通も整備する必要がある。

そのような計画を、官民一体でやるべきだ。

近畿には、
歴史の京都・奈良、食の大阪、自然の滋賀・和歌山がある。

絶対に、人は呼べる。
間違いない。

もう、長期休暇は「テーマパーク」という遊び方に人は飽きている。
歴史と自然と食をミックスした長期滞在型の娯楽を作り必要がある。

ちなみに、私は、今、その準備期間である。















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